令和7年度 第3回 常任理事会 議事録
1.日時:令和7年9月25日(木曜日)18:15~20:20
2.場所:エルプラザ 4階 研修室3
3.出席者
石井、澤田(Zoom)、田中、山納、加藤、西嶋、髙杉、出嶋(Zoom)、春山、横辻、会田
欠席:高見、本宮、國谷、石岡
4.配布資料
・JMSCA登山普及委員会議事録
・第2回、第3回札幌登山道協議会議事録、資料
・会計細則と旅費規定に関する申し合わせ(案)
・登山月報(No.677、678)
・2026 HMSCAカレンダー
5.議事
会長
・ご挨拶
こんばんは。すっかり秋らしくなってきた今日この頃だが、クマに襲われる被害が出ているので、紅葉で山に登る人は要注意。8月下旬、札幌山岳連盟が主管する全道交流登山会が無事終了し、参加された方はお疲れ様でした。今年改築工事が実施されている赤岩峠のトイレは9/12 に基礎のコンクリ-トが打ち上がっていた。工事関係者のバリケードが張られている範囲以外は使用できる。本日も色々な議題があるが、ご議論よろしくお願いしたい。
山納理事長
・JMSCA登山普及委員会:来週、会議が予定されているので、意見がある方はお知らせ頂きたい。自分としては、高体連との関わりや選手登録制度について意見具申したいと考えている。なお、JMSCAの登山普及委員会には高体連関係者が委員として3名入っている。
・全日登山大会(10/25~27、兵庫県):現在のところ参加者が90名程度のため、締切を期間延長して募集している(8/31まで)。今回から高校生の参加も認めることとし、参加費を安くするとかテントの利用を認めるなどルールを緩和した。次の全日大会は大阪府となっているが、来年は大阪府山岳連盟の創立80周年であることから開催することが難しいため、2027年開催となる。近年は開催県がなかなか決まらず次回も隔年開催となってしまうので、その次は2029年になる可能性がある。北海道は、前回2017年に羊蹄山周辺を会場として開催しているが、現在は全国9ブロックで当番県を回している状況なので、そろそろ開催する番になるかもしれない。
・第3次基金募集がスタートする。
・今年度実施の少年少女登山教室は、従来JMSCA補助金が50,000円であったものが、応募状況を普及委員会が把握していなかったため実施する県が多くなり、補助額が37,500円に減額された。
・第2回、第3回札幌登山道整備協議会
第3回打合せは札岳連、ガイド協会、労山の関係者などが出席して開催された、縦走路には段差が5~6mの箇所があるため、梯子を用意することで環境省の許可が下りた。10/11~13 に整備作業を合同で実施するので、当連盟の登攀研修もあるが、是非ご参加頂きたい。なお、協議会で製作したパンフレットがあり、頂けるとのこと。
・全道山岳関係者交流会:11/26(水) 1830から札幌テレビ塔3階のレストランで開催する。幹事は北海道ガイド協会。
指導委員会
・9/20~21 パワフルレディー登山研修会報告
参加者6名、スタッフ2名で実施。新見峠~白樺山~チセヌプリ~ニトヌプリ~イワオヌプリ経由で五色温泉にテント泊。夕方から風雨が強くなったため、2日目のニセコアンヌプリは中止とし、朝には解散した。
・9/27~28山岳コーチ1研修会
研修会第2回目は、手稲山で実技講習を実施する。
・10/11 登攀研修 小樽赤岩
現在のところ6名の申込があり、スタッフ3名で実施する予定。
・冬季の指導委員会研修会等
予定していた山岳スキー研修会2/21~22を2/7~8真狩ユリコテージ宿泊に、山岳スキー検定会3/7~8 を2/28~3/1 日高青少年自然の家宿泊に、それぞれ変更して実施する。
遭難対策委員会
・1/17~18 山岳スキー(氷雪)技術研修会と共催で冬季遭難対策研修会を開催する。研修は富良野岳周辺で実施し、白銀荘に宿泊する。
普及委員会
・8/9~10 夏山講習Part2 として計画していたオプタテシケ山への山行は、大雨のため中止した。参加者1名は8/9 に帰り、2名は宿泊して8/10 に日帰りした。別パーティは日帰りで石垣山を往復した。
自然保護委員会
・8/9~10 美瑛富士避難小屋トイレブース点検
参加者10名で、1日目内藤さんがトイレについて話題提供し、意見交換を行った。2日目、トイレの点検、清掃を実施したが、ティッシュやごみも無く、綺麗に利用されていた。トイレブースの小屋が少し汚れていたほか、雨漏りが少しあった。なお、忘れ物があったので回収して持ち帰った。携帯トイレを持参していないと言う登山客から聞き取り調査を行ったが、通常、山では携帯トイレを使用しておらず穴を掘って埋めるとのことだったので、携帯用のトイレを購入して利用するよう勧めた。
・9/6~7 第2回自然保護指導員研修・集い「猛禽類医学研究所見学」
参加者13名で1日目に猛禽類医学研究所を訪問し、齋藤所長から猛禽類の事故に関する説明を頂いた後、意見交換を行った。研究所には手当てを受けているオオワシやオジロワシがいた。2日目は立入禁止区域であるキラコタン岬を散策し、鹿やタンチョウの姿を見ることが出来た。
競技委員会
スポーツクライミング
・7/19 第79回国民スポーツ大会北海道ブロック予選会リード競技、7/20 第79回国民スポーツ大会北海道ブロック予選会ボルダー競技(美唄市体育センター)
参加者24名の中から。国スポ大会出場者12名を選出した。
・審判員の研修会:7/19、7/20 美唄市体育センターで実施
・派遣選手の強化合宿:8/8~10、9/5~7 今回は2回に分けて実施したが、今後どうするか課題としたい。
・第2回北海道スポーツクライミング大学選手権大会 北海道科学大学 9/14 ボルダー、9/15 リード(美唄市体育センター)は参加者が少なく中止となった。今回は13名の応募があったが、大学生のほかの大会と日程がバッティングしてしまったため、次回以降は他の大会の日程も調査したうえで開催することとしたい。
・10/3~5 第79回国民スポーツ大会:滋賀県で開催
・11/1~2第24回スポーツクライミング北海道選手権大会 兼 第16回全国高体連選抜スポーツクライミング選手権大会北海道予選会 リード(11/1) ボルダー(11/2) 美唄市体育センターにて
・JMSCAスポーツクライミング部ブロック研修会:3/7、8 の予定でC級審判研修は2日間、総合研修(JMSCA)は1日。
山岳
・インターハイ(広島県):男女とも旭川東高校が出場し、順位は、それぞれ15位、7位だったが、100点満点で約98点獲得しており、減点が非常に小さい結果となっている。
・選抜登山選手権大会:8/23~24 当連盟主催により室蘭岳、カムイヌプリを会場として選手76名、役員27名により開催した。
国際委員会
・氷壁技術研修会は、指導委員会との合同開催で1/10~11に実施する。
事務局
・2026カレンダー:8/30 300部完成、9/22 山岳会無料配布、10/26 理事会で販売
・北海道山岳遭難防止対策交付金のうち、保険内容の変更:死亡1,500万円⇒725万円
・10/26 13時半 第1回理事会(研修室5)中研修室が確保できず狭いため最小限の人員で対応、懇親会付
・ホームぺージの閲覧実態:日平均30~50人
・11/26(水) 18:30 山岳団体交流会(札幌テレビ塔)
・次回(#4)常任理事会:12/11
協議事項
・選手登録制度(澤田副会長)
選手登録の年度登録料は、一律500円とする。(第5条)
・第1回理事会議案書(事務局長):10/26開催の理事会用に送付するので、修正点があれば9/28までにお知らせ頂きたい。
・旅費規程に関する申し合わせ
-言葉、用語の定義をしっかりすること。
-コーチのほか夏山リーダーも加えること、
-旅費、日当、行動費補助に分けて整理する。
その他
・10/13(9~16時) スポーツの日にきたえーる開放イベントが開催され、体験者にハーネスを付けたりビレイのお手伝いが必要となるため、ご協力をお願いしたい。(石井会長)
閉会ご挨拶(田中副会長)
・夏山が終わる時期を迎え、これからは順次冬山になっていく。厳しい季節を迎えるが、山スキーなど普及事業に協力していきたい。
以上