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第1回理事会議事録

令和7年度 第1回理事会 議事録

 

1.日時:令和7年1026日(日曜日)1330分~1550

2.場所:札幌エルプラザ4階 研修室5

3.出席者

(HMSCA)石井会長、澤田副会長(Zoom)、山納理事長、西嶋普及委員長、高見普及副委員長、出嶋遭難対策委員長(Zoom)、本宮遭難対策副委員長、横辻事務局長、益田監事、明田監事、宮西顧問、齋藤顧問、神山参与

(理事)向川(小樽連盟)、宮園(札岳連)、酒井(恵庭)、宮脇(苫小牧、Zoom)駒込(室蘭連盟、Zoom)、後藤(岩見沢連盟、Zoom)、池内(富良野)、上嶌(十勝連盟)、滝澤(斜里)、池田(えぞ)、吉田(千歳カワセミ)

4.配布資料

・議案書

・登山月報(No.679

5.議事

会議成立要件

  出席者 11名(zoom参加3名含む)、委任状提出者16名、計27名で理事34名の1/3を超えるため、会議は成立。

 

(1)会長挨拶

みなさんこんにちは。暑かった夏も終わり、初雪の季節となりましたが、季節の変わり目ですので冬山に向けて体調管理に努めていただきたいと思います。

今年はヒグマによる食害や住民が襲われる事故が相次いでいます。特に私たちの登山者の死亡事故は、8月に羅臼岳で登山者が襲われて死亡事故が発生しています。ヒグマによる登山者の死亡事故は1964(S39)に2件、1970(S45)日高の福岡大生、2023(R5)大千軒岳と今年の羅臼岳の5件です。2021(R3)ハイキングとなっていますが浮島湿原に向かう途中で死亡した事故もありました。R1年にはカムエクの稜線で2件傷害事故があったことも思いだされます。大雪山山系でも、特に高原沼巡りコースではヒグマ出没に伴う登山道閉鎖や白雲岳避難小屋付近でのヒグマを撮影する為の接近、熊スプレー発射事案など登山者が接近することによりヒグマが人間に馴れてしまうことによる事故を誘発してしまうことに私たち組織された登山者が注意喚起して行くべきと思います。

また、知床半島における携帯電話基地局問題は斜里山岳会から逐次情報提供をしていただいておりますが、ニカリウス地区が一時凍結となり衛星通信であるスターリンクを試験的に導入してみようという方向に向かっているとのことで、このまま凍結になるのではないかと思っております。

それから皆様に署名活動にご協力いただいた赤岩峠のトイレ建替の状況ですが、今月31日が工期末となっており、ほぼ完成している状況です。前のトイレと同じくみ取り方式ですが、洋式便器に変わっています。使い勝手は良くなったと思いますので、綺麗に使って行きたいと思います。

昨年度、道岳連とか労山とかといった組織の枠を越えて、札幌登山道整備連絡協議会という組織が作られ、札幌岳から空沼岳間の縦走路を復活させました。今年度も継続的に登山道維持のために協働して作業を続けています。詳しくは理事長の方から報告してもらえると思いますが、整備に協力いただいた会員の皆様にお礼申し上げます。

さて、当連盟の事業ですが、特に札幌山岳連盟に主管いただいた第37回全道登山交流会は、全道各地から86名の参加者を集め、大いに盛り上がり交流が図られました。事業を主管していただいた札幌山岳連盟の皆様にあらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。

滋賀県で開催された国スポでは少年男子(荒川翔哉、下山士和)がリード・ボルダー共に6位入賞し、3年ぶりに賞状を持ち帰るころができました。全国的にレベルが上がっている中で入賞した選手の健闘を讃えたいと思います。

高校生のインターハイは広島県で開催され男女とも旭川東高校が出場し、昨年は優勝、準優勝でしたが、今年は、それぞれ15位、7位でした。100点満点で約98点獲得しており、非常に高いレベルでの戦いとなっている状況です。

 本日は、選手登録規程の新設に関する議事もありますので、ご議論よろしくお願いいたしまして、開会の挨拶とします。理事の皆様よろしくお願いいたします。

 

(2)令和7年度前半を振り返って 山納理事長

 

(3)議事

第1号議案 令和7年度前期事業報告

Q1:札幌登山道整備協議会のメンバーは何名か。また、道岳連として事業を告知しているか。

 A1:協議会を構成するのは、当連盟のほか、北海道ガイド協会、道央地区勤労者山岳連盟、札幌山岳連盟、日本山岳会北海道支部、山のトイレを考える会、札幌登山道整備隊などがメンバーであるが、人数ではお答えできない。

 昨年度第3回理事会において、この整備事業に協力していくことをアナウンスしている。

 

 1号議案は、賛成多数で承認された。

 

第2号議案 令和7年度後期事業予定

質疑応答なし

 

 2号議案は、賛成多数で承認された。

 

第3号議案 北海道山岳・スポーツクライミング連盟登録選手規定(案)

質疑応答なし

 

 3号議案は、賛成多数で承認された。

 

第4号議案 その他

1)財産目録(備品台帳)

 質疑応答なし なお、本議案は報告事項とする。

 

2)その他

①話題提供~知床半島における携帯基地局設置と羅臼岳におけるヒグマによる人身事故について(斜里山岳会 滝澤理事)

 二カリウス地区で計画されていた携帯基地局建設工事ではオジロワシなど猛禽類の生息調査が行われていなかったが、120羽生息することが判明し、工事が猛禽類の生息に与える影響が少なからずあることが懸念される。一方、漁船で衛星携帯電話「スターリンク」を使用する実証実験が行われ、完全ではないものの一定の成果が得られたこと、今年度からAUがスターリンクのサービスを始めたほか、大手携帯電話各社がこれに追随する動きを見せていることから、建設工事は一時凍結となる見込み。なお、オジロワシの生息調査には11.5年程度が必要とされている。

 羅臼岳の熊による人身事故の発生により登山道は閉鎖され、知床連山への入山も禁止されている。来年どうなるかはわからないが、北アルプスで実証実験が実施されているような入山ゲートの設置やマイナカードによる対応など、安全対策が検討されている模様。

 

②話題提供~洞爺湖義経岩への林道について(石井会長)

 義経岩への林道が傷んでいるため砂利を入れるなど何らかの対策を行いたいので、道路の管理者である洞爺湖町に相談に行ったようで、現地を視察に来た町職員からクライミングしないように注意されたようだ。開拓時の経緯をご存知の方がいらっしゃれば教えて欲しい。

 ⇒ 道路は、元々私有地だったが何年か前に洞爺湖町に移管され町が管理となったそうだ。理解を得られるようにして行きたいと思う。

 

(4)参加理事からの近況報告

・石井会長:今年、前十字靭帯を手術し、6~7割程度回復した。

・室蘭山岳連盟:当連盟が計画した7/27の市民登山会は雨で中止となったが、8/10 室蘭岳と北尾根の看板更新、西尾根のロープ交換を実施した。10/12 秋の市民登山会を開催し20名が参加した。

・岩見沢山岳連盟:5/23 市民登山会を開催し、52名が参加してニセコアンヌプリに登った。これが呼び水となって入会につながる有意義なイベントである。会山行は10回計画し、雨で5回が中止となった。スキルの向上、安全登山を目指してHMSCAの研修には延べ20名が参加しており、費用の半額を連盟が助成している。

・苫小牧山岳会:10/25 設立70周年祝賀会を開催し33名が集まった。会員は45名で、25名くらいが活動中。会のホームページを見てこの1年で4名が入会した。ソロ活動ではクマが心配で入会された方もいるようだ。クライミングをやりたい人は赤岩の研修会に参加してもらった。他の会と同じで高齢化しているため、入会者を増やしていきたい。

・小樽山岳連盟:連盟に加盟している山岳会の高齢化で、活動がままならない。今年は6市合同訓練の当番であり赤岩で計画したものの雨で中止となり、赤岩山荘に会場を移して実施した。土曜日は講演会、日曜日に懸垂下降や吊り上げの訓練を行った。連盟の活動としては、塩谷丸山の草刈りを10月の第一日曜日に労山と一緒に実施した。周辺の山での熊の目撃情報は無い。

・札幌山岳連盟:自然保護指導員の腕章をザックに付けて登っているが、付けていない人が多い。登山道で出会う人に、山のことを説明すると子供などは喜ぶので、腕章を付け指導員としての意識を持って行動して欲しい。

・恵庭山岳会:市民登山会で何名かが入会されるので、この活動を継続して山岳会が成立するようにやっていきたい。イチャンコッペの看板はレンジャーに許容されるようになったので、今後は毎年取付け、取外しすることにしたい。

・富良野山岳会:富良野岳原始ヶ原 滝コースのフレベツ川に架かる橋が5月に流された。ニングル小屋の冬支度のため橋を付けようと相談したが、結局、仮橋を架けることにした。市民登山会は紅葉シーズンに開催し、31名(サポート9名)が集まった。会山行の締めは、1泊2日で写万部山に行ってきた(9名参加)。入会されても仕事で行事に参加できない幽霊会員が多く、この方達にも参加してもらうため、週末だけではなく平日の行事も検討したい。2年後に会の100周年を迎えるので、イベントを企画中。その際には是非お越し頂きたい。

・十勝山岳連盟:今年度の連盟活動としてカムイエクウチカウシ登山道の安全確認と笹刈り、ピパイロ岳登山道の整備を実施した。

・斜里山岳会:6/1516 10/5 に斜里岳登山道整備と段差解消作業を行った。11/89 オホーツク管内の山を語る会を北見山岳会が計画している。昨年10月に東トレイル(釧路~阿寒~摩周~知床~羅臼)を歩いてきたが、羅臼~西別岳や表摩周、藻琴山~美幌峠~津別峠もルートができ、屈斜路湖が一周できる。遭難対策協議会が釧路管内に無いことが気がかりだ。

・千歳ヤマセミ倶楽部:本会は為野さんが設立された4名の山岳会で、メンバーは全員支笏湖ビジターセンターに勤務している。恵庭岳北側コースの地図が無いか電話で問い合わせがあったので、登山道を枝払いしながら歩いてみたところ看板が乱立しており、国立公園内の登山道整備をどのように進めていけば良いのか勉強したくて今日の理事会に参加した。

・えぞ山逍会:会員は7~8名で、毎月1回低山の山行を行っている。ニセコ沼巡りや道南の山行は1泊2日で行っており、冬は札幌近郊においてスノーシューで歩いている。

・宮西顧問:今年90歳になったが、月平均1.5回登っている。ラバウルやキナバルなど海外の山にも登り、美唄山登山道の開発に専念した。当時は一般参加250名、自衛隊員240名で作業を行ったが、奈井江町からのルートは廃道になって13年になる。美唄市の人口は最盛期30万人であったが、現在は1.7万人で山岳会の会員も2~3人に減少した。

・齋藤顧問:昨年6月に日高山脈地域が国立公園となり、今後のビジョンや登山マナーを発表した。登山道のレベル設定は5段階とし、携帯トイレの活用も中札内でスタートした。

 

以上

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