令和8年度 総会および第1回理事会 議事録
1.日時:令和8年5月17日(日曜日)13時半~16時5分
2.場所:札幌エルプラザ 4階 中研修室
3.出席者
(道岳連)石井会長、澤田・田中各副会長、山納理事長、加藤・西嶋・髙杉・出嶋各委員長、高見副委員長、横辻事務局長、石岡(事務局)
(代議員)佐藤・五十嵐(小樽)、佐藤眞・青山・野田(札幌)、松原(苫小牧)、藤原(岩見沢)、松田(恵庭)、渡邊・川邉(富良野)、川島(RSI、Zoom)、齋藤・川嶌・渡邊・樋口(十勝)、村田(斜里、Zoom)、神山(えぞ)
(理事)向川(小樽)、酒井(恵庭)、宮脇(苫小牧)、駒込(室蘭、Zoom)、会田(岩見沢)、青木(富良野)、鈴木(旭川)、増子(クーラ)、上嶌(十勝)、滝澤(斜里、Zoom)、池田(えぞ)、大沼(留萌)
(名誉職)小野、土屋、下山 (監事)益田、明田
4.配布資料:議案書
5.議事
(1)会議の成立
・総会:代議員48名中44名が出席またはZoomで参加、議決権を委任され、1/3 (15名) 以上で成立
・理事会:理事32名中25名が出席またはZoomで参加、議決権を委任され、1/3(9名)以上で成立
(2)会長挨拶 石井 昭彦
みなさんこんにちは。北海道では桜も終わり各地で山開きが始まり夏山シーズンを向える季節となりました。安全登山を心がけて行っていただきたいと思います。
昨年はヒグマによる食害や住民が襲われる事故が相次ぎました。特に私たち登山者の死亡事故が8月に羅臼岳で発生しています。ヒグマによる登山者の死亡事故は1964年(S39)から昨年までで5件となりました。道岳連においても今年の4月11~12日に開催した安全登山総合研修会において、斜里山岳会の滝澤さんに講師をお願いし「登山者のためのクマ対策」と題して、クマの生態やクマと出会わないための行動、出会ってしまった場合の対処法、威嚇された時のクマスプレー噴射、襲われた際の防御姿勢等について画像や映像を交え説明いただき、私たち登山者が注意すべきことを学びました。今年も道南の大千軒岳の林道が閉鎖されるという新聞記事がありまし、羅臼岳及び硫黄山登山口等の閉鎖解除は7月5日に解除する予定で準備を進めていると、知床羅臼ビジターセンターのHPに掲載されていました。他の山でも情報があれば共有したいと思いますので、お知らせいただければと思います。
また、知床半島における携帯電話基地局問題は衛星通信であるスターリンク利用に向かっていると思いますので、このまま凍結になるのではないかと思っております。
それから皆様に署名活動にご協力いただいた赤岩峠のトイレですが、昨年秋に完成し、冬期閉鎖されていましたが、4月から利用できるようになっておりますので、綺麗に使って行きたいと思いますので、よろしくお願いします。
一昨年度、道岳連とか労山とかといった組織の枠を越えて、札幌登山道整備連絡協議会という組織が作られ、札幌岳から空沼岳間の縦走路を復活させました。今年度も継続的に登山道維持のために協働して作業を続けます。詳しくは理事長の方から報告してもらいますが、整備に協力いただければと思います。
さて、当連盟の7年度事業ですが、4月に日高青少年自然の家で開催した安全登山総合研修会を皮切りに、沢研修会、普及事業のジュニア登山、自然保護、登攀研修会など前期事業はそれぞれ事故もなく概ね充実した形で終了することができました。特に札幌山岳連盟に主管いただいた第37回全道登山交流会は、全道各地から86名の参加者を集め、大いに盛り上がり交流が図られました。事業を主管していただいた札幌山岳連盟の皆様にあらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。
後期事業は参加者が少なく中止した事業がありましたが、次年度に向けて参加者が増えるように工夫して参りたいと思います。
滋賀県で開催された国スポでは少年男子(荒川翔哉、下山士和)がリード・ボルダー共に6位入賞し、3年ぶりに賞状を持ち帰るころができました。全国的にレベルが上がっている中で入賞した選手の健闘を讃えたいとい思います。今年の青森大会も期待したいと思っています。
高校生のインターハイは広島県で開催され男女とも旭川東高校が出場し、一昨年は優勝、準優勝でしたが、昨年は、それぞれ15位、7位でした。100点満点で約98点獲得しており、非常に高いレベルでの戦いとなっているようです。今年も期待したいと思います。
最後になりますが、道警の今年1月から3月までの遭難発生状況を見てみると山岳遭難件数が68件発生しております。この内BCスキーが60件を占めており、特に外国人が含まれる遭難件数が40件となっています。外国人に対することは北海道山岳遭難防止対策協議会と連携して対応していきたいと思います。
本日は、7年度事業報告、収支決算報告、8年度事業計画、事業予算(案)、役員改選に関する件などがありますので、ご審議のほどよろしくお願いいたしまして、開会の挨拶とします。
(3)令和7年度を振り返って、日本山岳・スポーツクライミング協会全国理事長会議報告(理事長)
(4)議長選出
出席者から議長の立候補者を募ったがいらっしゃらなかったため、齋藤氏(十勝山岳連盟)、野田氏(札幌山岳連盟)に議長、副議長をお願いし、以下の議案を進行して頂いた。
第1号議案 令和7年度事業報告
第2号議案 令和7年度収支決算報告
監査報告
質疑応答
Q1 佐藤(札岳連):北海道から交付金を頂き山岳遭難時の救助活動訓練を実施している。昨年は苫小牧で開催し労山やガイド協会の方が視察に訪れたが、道岳連はどう関与しているのか。
A1 会長:山岳遭難時の捜索活動は道警が主体となって実施している。山岳遭難を防止するため、リーフレットやティッシュを配布する啓発活動も行っているが、冬の外人によるBCスキーによる遭難が多く、これを防止するため外人用のパンフレットの発信や札幌駅のスキーバス受付で注意喚起を行っている。4月の遭対協総会は後発地震に備えるため書面開催となったが、冬に向け、外国人の啓発活動をどうするか協議することとなっている。
Q2 佐藤:札幌山岳連盟では、6市合同の救助訓練を毎年実施している。それぞれの市には救助組織があるが、山岳会の高齢化で救助の技法を伝承できなくなってきており、悩みの種だ。
A2 議長:最近は救助活動を地元の山岳会が行うケースが減ってきた。救助訓練はやっているが、実際の救助活動に参加している人はほとんど無いのではないか。道警の札幌にある山岳救助隊は2時間くらいで救助できる機材とスキルを有しており、現状の山岳遭難ではこの救助が主になっている。今後、チームレスキューはコンパニオンレスキューに向かうと考えられが、山岳会の交付金が減少しないか心配なところだ。
第1号、2号議案は、採決の結果、反対が無く承認された。
令和8年度に向けて(理事長)
第3号議案 令和8年度活動方針および事業計画(案)
第4号議案 令和8年度事業予算(案)
質疑応答
Q3 佐藤(札岳連):指導委員会が計画している6/13~14の手稲山における夏山リーダー講習会は、当日、トレラン大会があるので、実施できないと思う。
A3 指導委員長:了解
第3号、第4号議案は、採決の結果、反対が無く承認された。
第5号議案 財産目録
第6号議案 加入、退会
質疑応答
Q4 小野名誉会長:苫小牧山岳連盟が退会されたとのことであるが、傘下の各山岳会は継続されているか。
A4 事務局長:退会届を受領してから連絡していないので、承知していない。
第5号、第6号議案は報告事項とされた。
第7号議案 個人会員制度細則の改定
質疑応答特に無し。
第7号議案は、採決の結果、反対が無く承認され、下山氏(元副会長)が顧問に就任された。
第8号議案 会長、副会長および監事の選出
第9号議案 各種議題、その他
質疑応答
補足説明(第8号議案):2/20締切で三役の推薦を各山岳団体にお願いしたところ、「常任理事会に一任」との回答がほとんどであり、4/18開催の理事会において現在の三役が留任することが承認された。(会長)
補足説明(第9号議案):今年の全道交流登山会は8/29~30 小樽の自然の村で常任理事会メンバーが主管団体、小樽山岳連盟のご協力を得て開催することとしたい。宿泊は80名規模で、実施内容は今後詰めていく。赤岩でクライミングも出来るので、多くの方にご参加頂きたい。(会長)
第8号、第9号議案の各種議題は報告事項
その他
意見 小野名誉会長:会員数が減少する傾向(山岳会60団体が半分に、高体連加盟校87校が31校に)は何とか歯止めをかけないといけない。今年、Tシャツを制作するのは良いと思う。昔は道岳連バッジを作ったりした。カレンダーは土日が右端に配置されていて使いにくい。
関連情報 滝澤理事(斜里):昨年、登山者がヒグマに襲われる事故があった羅臼岳登山道の再開は7/5になりそうだ。知床財団のホームページに掲載されているので、御確認頂きたい。
関連質問 事務局石岡:自分が所属する山岳会ではマイクロバスを借り、ドライバーに謝礼を払って山行を行っていた。今回の福島県磐越自動車道での交通事故を機に、白バスの利用は問題があることがわかったが、各山岳会では各自がマイカーで移動して現地集合しているか、乗り合せで現地に向かうことで問題は無かったかお聞きしたい。
⇒ 各自、マイカーで現地まで移動して、集合。乗り合せで特に問題は無かったとの回答。
以上で総会の議事は終了し、議長、副議長は退任、閉会した。
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令和8年度 第1回 理事会
令和8~9年度の役員体制(別紙)を公表した。
質疑応答
佐藤(札岳連):新任および留任の役員は出身団体の確認を取って欲しい。監事2名も札岳連の所属であり、今後は意思疎通が大事だ。
顧問に就任された下山氏からご挨拶があり、理事会は閉会した。
以上
